カイトボードスクール.JAPAN カイトボードとカイトサーフィンのポータルサイト

[TOP] [本サイトについて] [カイトボードについて]
TOP > SAFETY

SAFETY [安全について]

マリンスポーツのスクールの難しい所は、コンディションが常に一定では無い、という点です。特にカイトボードは”風”を用いて楽しむスポーツです、風の強弱や向きは日々変わります。その変化がカイトボードの難しさ、リスクの一因だといえるでしょう。

何日も掛けて行うカイトボードのスクール日程の中で敢えて過酷なコンディションで行う事ができれば良いのですが事故防止の為、そんな時はスクールは行わないのが現状です。そのため本当にいざ困った、危ないな、、、と思うようなコンディションはスクールを卒業した後に遭遇する事になります。多少難しいコンディションであっても、大抵はドキドキしながらも対応できるでしょうが、許容を超えるようなコンディションの変化や、状況を読み間違えると大きな事故につながる場合もあります。最初はムリをせず信用のおける、インストラクターやエキスパートの方と一緒に出艇するように心がけましょう。少しづつハードなコンディションにも対応ができるようになります。



 ・カイトボードを行う上でのリスク
[自身のケガ・事故]

 -漂流
  海上で楽しむカイトボードは常に”漂流”のリスクをはらんでいます。
  1.風向き
  2.潮の流れ
  3.水深
  4.天候/風の強弱の予測

   上記を見誤るとビーチに戻ってくることが困難になり、漂流という事故が発生します。最悪の場合、溺死の恐れもあります。

 →避けるためには?
   


 -壁やテトラポッドに接触・激突
過去、日本国内で発生した重大な事故(死亡事故)などの多くは、風下にある壁(堤防)や、テトラポッドなどへの接触が原因です。また昨今(2014年時)では、少なくなりましたがカイトサイズが不適合(風が強すぎる)にも関わらずムリやり出艇しようとしてのトラブルもあります。当たり前のことですが、大きすぎるカイト=強すぎるカイトの使用は余程のエキスパート以外は止めましょう。またデパワーの効かない古いカイト(メーカー,モデルにもよりますが目安としては2008年以前)を使用すると危険な場合も多いです。ギアは日々進化します、リスクを減らす為にも性能の良い道具を使用して下さい。

 →避けるためには?
  充分過ぎるほどに、広いビーチ(奥行きが100m以上)でカイトを行うべきです。
  カイトの誤操作や、急激な風の変化(突風)などが発生して、吹き飛ばされたとしてもそれでも安全な砂浜エリアに落下できるような
  広い砂浜が理想です。一旦カイトの誤操作が発生すると、あっという間に50m程は吹っ飛ばされます。これは誇張でも大げさでも
  ありません、何度も目の前で、冗談ではなく危機一髪!という状況を見てきました。
  残念ながら、本当に接触してしまったケースもあります。
  要するに、カイトボードを安心して行うためにはかなりの広域なスペースが必要だということです。
  多少遠方でも安全第一な、広く安全なビーチでカイトボードを行って欲しいと思っています。
  
  自己責任で多少のリスクを負ってでも、狭い浜でもカイトを行う、という方向けに。
  ・ラインの付け間違いは要注意
   →カイトをセッティング時に、フロントライン/バックラインの交差や結び間違いがあると、ランチングの際に意図しないカイト操作が
    発生する場合があります。勝手にカイトが動き、パワーゾーン中をカイトが移動すると、強烈なパワーで一瞬でプレイヤーは
    吹き飛ばされます。カイトのセッティング、ラインの接続を侮らないように。慎重にやりましょう。

  ・ガスティな時は、出艇を控えましょう
   →風が乱れるときは、カイト操作のミスを誘発します。余程の上級者でなければ不安です。

  ・強風は避けましょう。
   →10m以上の風速の時は、一瞬のミスが命取りになる場合もあります。
 


 -ラインによるケガ
 -ボード・フィンによるケガ
 -浅瀬でのケガ
 -平常時、起こりうるケガについて
 -雷・津波なと、自然環境の変化による事故

[他者へのケガ、他者との事故]
 -カイトボーダー同士での接触事故
 -カイトボーダーと他マリンスポーツプレイヤーとの事故
 -リリースされたカイトによる事故
 -ラインによる事故


 ・ゲレンデ
 ・コンディション
 ・ギアの選択
 ・安全装備
 ・想定される事故・危機例
 ・危機回避
 ・etc