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●バックロール解説
一言でバックロールと言っても、その人のスタイル(主に体の回転軸)、エッジング、カイトの位置で
かなり違った印象になります。
また世間一般バックロール、バックスピン、バックループ、バックフリップと
似たような言い回しで混同されているのが実状。
これといって教科書もないので、僕なりの解釈でこの違いを定義したいと思います。
*別に趣味の話ですし、自己満足なので自分が納得してればそれでいいんですけど。
(エアリアル)バックロール
バックロールといってもまず、大きくわけて2種類あります。
少し小さめのエアーをするようにプレーニング中にカイトを振って
体を浮かし、後ろ向きに360度回転するのがバックロール(エアリアル) 。
体が水面から離れる際には多少ルーズでも、蹴りこんで抜くエッジングだと回転に勢いがつきます。
このやり方だと、多くの場合バックスピン またはバックループになりがちですが、
最初のうちはそれでもいいでしょう、最初から完璧にはできません。
ほどほどの高さがあればカイトにつかまって1回転、結構簡単に完着できます。
(パワード)バックロール
カイトを振らずにエッジングだけをきっかけに回転、 ボードが自分の頭を越えます。
こちらのほうがバックロール(エアリアル)より数段難しいといえます。
ボードを踏み込んで上に持ち上げるくらいの反発を得なくてはならないので上手なエッジングができないと出来ません。
回りは縦周り、極端に言うと側転のイメージくらい。こういう回りの”バックロール”は意識しないと出来ません。
むしろ上級者は、下記のバックフリップ？気味になります。
バックスピン
[バックスピン リンク参照]
ボードは360度水面と平行で、自身は後ろ向き回り。
いざバックロールやるぞーやってみても実はバックスピン気味になってしまうことも多いです。
多くはエッジングの問題です。
バックループ
[バックループ リンク参照]
ボードがお腹あたりの位置まで上がった状態で、自分の体を中心に360度後ろ向き回り。
バックフリップ (*バックロールとほぼ同じだが、軸が少し異なる後ろ回り)
[バックフリップ リンク参照]
定義が難しいです。きっとウェイクの世界とは定義が異なると思います。
*実際はバック宙のイメージになるのがバックフリップ、この場合は特に背中から真後ろに回転に入る感じにはなります。
カイトの場合、上級者のバックロールの回りはボードと自分の体が水平になるイメージ。360度後ろ向き回り。
背面に縦回転ではなく軸が異なります。これを果たしてこれをバックフリップといってよいものかどうか・・・。
正確にはバックロールはボードの回りと体の軸によって2種類ありますよ、というのが正解かもしれません。
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